縮毛矯正(しゅくもうきょうせい)は、本人が生まれ持った縮毛をほぼ完全に直毛の状態に固定する美容技術の一つである。
美容師は、古くは顧客の縮毛の悩みに対しいわゆるストレートパーマ技術で対応してきたが、一般のパーマネントウエーブの考え方の流用であるこの技術では人工的なウエーブならばほぼ完全に取り去ることができたものの、生まれもった縮毛には軽度の場合に多少の効果が認められる程度で、完全に取り去ることは難しかった。
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まず考えられるのは、加熱などによって還元に使う薬液の作用を促進する、あるいは作用時間を極端に伸ばす、つまりは薬液を強力に作用させてみてはどうか、といったことである。ところがこの方法では縮毛そのものは還元できても、毛髪の高次構造そのものまで破壊されてしまう事からピーリング(毛髪のビビリ)という現象を招き、後に酸化を行っても結局は直毛になりえない。 このことから、毛髪に対するPPTの補給や配合、加熱の工夫など様々な試行錯誤が行われたわけであるが、根本がパーマ技術で用いられる還元・酸化の考え方だけでは、せいぜいが縮毛による膨らみを軽減するのが関の山だったのである。
ところが1990年代中盤、還元時の加熱の一手段としては「毛髪にダメージを著しく与える」とされたストレートアイロンを使った施術がにわかに脚光を浴びることになる。